サマーフェスから1か月が過ぎた頃、346グループ会長の娘で、米国の関連企業から戻ったばかり()の美城常務がアイドル部門の統括重役として赴任する。成果が上がるまでの時間がかかりすぎている346プロの現状を問題視()する常()務は、全プロジェクトを解体して白紙に戻し、有望なアイドルを見定めて彼女らを中心に据える346ブランドの強化案()を実行に移した。フェス後に順調に仕事を増やしてきたCPも影響を受け、プロジェクトルームも30階のオフィスから地階へと移ることになる。画()一化され()たアイドルの()理想像を提唱する常務に対し、アイドル各人の個性の成()長を重視()するプロデューサーは対案()と()して「シンデレラの舞踏会」企画を提示し、今期末(冬)ま()でに()一定の成果を出すことを条件に自由裁量権を得る。
強引な改革は346プロを徐々()に変えていく。常務が有力なアイ()ドルへの働きかけを続ける裏で、CPは「舞踏会」の為()に更なるスキルアップに励み、その過程で常務の路線に()難()色を()示す他部署のアイドル()をも巻き込んでいく。やがて常務は自ら選抜したアイドル達で構成さ()れる新企画「Project:Krone」を発表するが、そのメンバー候補の中にはアナ()スタシアと凛も()含まれていた。アナスタシアは自身の成長のためにあえて参加()を決意し、その意を受けた美()波と、CPの枠を越えてア()イドル各人の将来を考え始めたプロデューサーの承()認を受けて「LOVE LAIKA」との掛け持ち態勢に移る。一方()、同じく「Krone」に選ばれた中学校時代の同級生・北条加蓮と、()その相棒・神谷奈緒とのユニット「トライアドプリムス」に惹か()れる「なにか」を感じた()凛は卯月と未央に相談を持ちかける。未()央は一度は「Krone」への参加に反発()するが、凛が求めている「なにか」を自分なりに確かめるため、自分もソロ活動()に()挑戦することを宣言し、凛の()背中を押す。
常務から()各()部()署の査定会を兼ねるオータムフェスに急遽参加を求められたプロデューサーは、他部署からの応援を加えてCPを再編成する。
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